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[第4巻/第5巻/第6巻]
〜アフレココメント〜
写真
●6巻の収録を終えての感想を、お願いします。

海斗役:福山潤さん(以下(福山))

 4巻、5巻、6巻と続いたロンドン宮廷編が今回とりあえず終結し、久しぶりに大団円を迎えられてホッとしています。
 尊敬するウィル(シェイクスピア)もスペインには関わらないと約束してくれ、海斗としては心配事が取り除かれました。
 ジェフリーとは、気が動転しているところで甘い約束を色々してしまって、そちらのほうでは逆に心配事がすこし増えましたが……。
 ビセンテが刻々と海斗に近づいてきているようで、今後の期待を煽る巻になっていると思います。


ジェフリー役:諏訪部順一さん(以下(諏訪部))

 長台詞も多く、本当に大変(笑)な作品ですが、その分とても充実感が得られるなぁ、と今回も思いました。


ナイジェル役:小西克幸さん(以下(小西))

 ナイジェルは前回、海斗への想いについては一歩引くことを決意して、今回本当に普通の気のいい乗組員になってしまいました(笑)。
 そうは言っても、ジェフリーの暴走を諫めながらも二人の恋を見守る…という、新しいポジションが見えてきた感じです。
 ですが物語が変化し、彼自身運命に巻き込まれてゆく中で、どう揺さぶられてゆくのか、彼が恋心を秘めつつそのポジションを維持してゆくことが本当に出来るのか、すごく気になります。


ビセンテ役:大川透さん(以下(大川))

 また久しぶりにこの作品に出演することが出来、ビセンテを演じられてというよりは、『FLESH&BLOOD』という作品の続きが演れたのが、なによりも嬉しく思います。
 CDドラマとしてこうして長く続く作品はなかなかないので、やはり演じていてすごく嬉しいです。


アルトヴィッチ役:真殿光昭さん(以下(真殿))

 冒頭から船酔いでの登場でしたが、吐くのは得意です(笑)。
 一番最初の登場シーンが、フランス政府の使者であるということで、難しいことを話すことが多くて、敬語も多く大変でした。酔って吐いているシーンの方が楽だったかな。
 ジェフリー達に剣術の指南をしているシーンなど、アルトヴィッチのかっこいいシーンは少ししかなくて、大変残念です(笑)。



●久しぶりに船に乗り、海戦がありと海賊船らしいシーンもありましたが、いかがでしたか。


福山
 今回新鮮だったのは、アルトヴィッチがいたこと。
 自分ひとりが海の素人ではなく、同胞がいたので、海斗としては不安もあまり無かったと思います。
 船はグローリア号ではなく、女王から借りた船だったので、ルーファスやいつものグローリア号の荒々しき面々がいなくて、そこはちょっと寂しかったかな。
 ルーファスの人を殺せる怒号が(笑)、また聴きたいなと思いました。


諏訪部
 音だけで緊迫感あるシーンをいかに構築していくか? 
 非常に難しいところですが、頭に映像を浮かべながらテンション上げて演じました。
 ちゃんと伝わると良いのですが。


小西
 今回はナイジェルとしては、命令を出す側で、実際は何もしてないですよね(笑)。
 どちらかというと、剣を片手に戦ったり、自分の腕で船を操作している感は少なかったかもしれません。
 ただ、4、5巻ではカイトをただひたすら心配するだけだったのが、6巻では荒々しく叫んでいるシーンもあり、懐かしく思いました。
 この作品を一番最初に演じたとき、彼らの乗っている船の中がうまく想像できなかったんです。
 船内のどこに何があり、実際どう動かすのかとか。3巻から4巻を発売する間に、映画やテレビ番組で帆船を映像で見る機会も増え、実際の構造を目で確認することができたので、頭の中で船のイメージがダイレクトにつながりました。
 まあ、勝手に想像している部分もあったりはしますが…(笑)。



●アルトヴィッチが船酔いで弱りきっているのを見て、海斗の言葉の端々に、優位にたっているような雰囲気を感じますが、福山さん的に感じた部分はありますか?


福山
 海斗は常に食物連鎖の底辺的存在だったので(笑)、誰かが守ってくれないと、彼は生きてゆけない。
 船の中でも、誰よりも働けない。そんな中で一人、最強の剣士という、個人の強さがピカイチな人物が自分より弱っているわけです。
 要するに最強のライオンが最弱のプランクトンに負けるわけなので、ナイジェルが言っていたとおり、自分の自尊心を保てたんじゃないかと。
 心の余裕というのは素晴らしいものだと思いました(笑)。



●加えて今回、苦手なマストに登って大活躍をしましたが。


福山
 彼は現代にいたときは、そんなに臆病じゃなかったと思うのですが(笑)、やはり文明社会に慣れきった身としては、自分がどれほど力の無い存在なのかということを実感したせいか、これまでかなり内気な気分になっていたので。
 高所恐怖症を克服したことで、俺もここまで出来るようになったと、ようやく胸を張って歩ける気分になったのではないでしょうか。
 僕としては高いところは怖いけど、行くのは大好きなので、海斗の恐怖感は、理解できないかも(笑)。



●作品冒頭ではお洒落なジェフリーの豪勢なお買い物シーンがありましたが、
 諏訪部さんから見て、ジェフリーのお洒落っぷりはどう感じられますか?



諏訪部
 視覚情報に乏しい状態だったので、何とも言いがたいのですが……。
 その言動からは、彼のファッションに対するこだわりが伺い知れますよね。アリではないかと。



●今回ビセンテが登場するのは1シーンでしたが、彼とイングランドとの水面下での繋がりがわかり、
 次の展開につながるビセンテの行動が、部分的に明らかにされてきていますが。



大川
 4巻ではビセンテのスペイン内での政治的な駆け引きが描かれ、5巻ではカイトを牢獄から連れ去ろうとしてあと一歩で失敗し、今回6巻ではいまだイギリスに留まっている、ということがわかって。
 海斗達の巻き込まれている物語の大きな流れの中のひとつのピースに、ビセンテが絡んでいるということが徐々にわかってきましたね。
 これは7巻、8巻への布石で、ビセンテは原作8巻から大活躍!するようなので、わくわくして待っています(笑)。



●6巻の聞きどころは?


大川
 今回はなんといっても、物語の半数以上を占める海戦!おそらく今までで一番長くて派手な戦争ですよね。
 なんだか映画を観ているみたいで、とても面白かったです。
 アニメや実写など、映像で観たい!と思ったシーンですね。CDドラマで効果音や音楽が加わった完成版を、早く聞きたいと楽しみにしているところです。
 戦いは、男のロマンです(笑)!



●アルトヴィッチの最初の登場シーンは堅苦しかったものの、船酔いがおわったあと、
 フランス人らしい軽妙でしゃれた雰囲気が出ていましたが、演じる上で意識されたところはありますか。



真殿
 一番最初の登場シーンは使者として女王に謁見しなければならないので、すこし堅めに。にもかかわらず、船酔いで気持ちが悪いという雰囲気を出さなきゃいけないので、すこし複雑でした。
 物語後半でカイトと話すところは、ちょっと船酔いもおさまって、彼自身フランクに話す余裕が出てきたところを意識しました。



●今回海賊ものという作品に出演されて、いかがですか。


真殿
 僕は貴族を演じることのほうが多いので、海賊のようなキャラクターを演じてみたいですね。
 荒っぽく、言葉使いも汚い感じで。荒っぽいキャラクターを演じる機会があまりなくて。
 やっぱり、僕に気品があるから?(笑)あ、そこで大笑いしていますね!失敬だなぁ、君〜(笑)。



●今回のロンドン編では実在の人物が数多く登場しましたが、印象に残っている人物は誰ですか?


福山
 シェイクスピアもですが、やはりエリザベス女王ですね。
 数々の映画で色々な解釈で描かれてきた実在の人物ですし、日本人にとってもエリザベスは絶大に有名で。
 そんな歴史上の超大物なので印象も強いです。
 そして女王の描かれ方によって、作品もすごく変化すると思います。
 今回登場した女王は尊大なだけでなく、孤独と重責に耐えてなお健気に輝こうとする人物。
 原作でもドラマCDの演技でもそんな人物像がにじみ出ていて、女王に感情移入してしまいました。


諏訪部
 やはりエリザベス女王ですね。
 激動の人生を歩んだ女性だけに、本作でもただならぬ存在感を発揮していました。


小西
 女王もシェイクスピアもそうですね。先生が膨らまして作ってくださっているエリザベスやシェイクスピアらのキャラクターが活き活きしていて、演じていると自分達が歴史の中に入って、実在の人と会って会話しているような不思議な気分になり、とても得した気分で非常に楽しいです。
『ああ今、歴史の重要なシーンに自分が実際に立ち会っているんだ』という(笑)。
『FLESH&BLOOD』に出演してそんな楽しさが味わえるのが良かったですね。



●海斗・ジェフリー・ナイジェルの今後の三角関係についてはいかがですか。


福山
 現状では海斗の心情はジェフリー寄りなのですが、今後の展開で、なんとか、ビセンテのほうにも揺らしてほしいな!と(笑)。
 そうすれば、よりジェフリー対ビセンテの構図が面白くなると思います。
 今後CDドラマが続けば、ビセンテが活躍するので、巻き返して欲しいです。
 でもそうなると僕もスペイン語を喋らないといけなくなるので、戦々恐々としているわけですが……(笑)。
 一方でナイジェルの方も、海斗は、ナイジェルに完全に懐いていますから、漁夫の利を得られるかも? というポジションだと思います。
 何かあると、「ナイジェル」。いわゆる「都合のいい男」になりつつありますが(笑)。


小西
 ナイジェル的には、ジェフリーもカイトを好きでいることを認めてくれたので、隠さなくていい分生活しやすくなりました(笑)。
 そうはいっても、ジェフリーに対して気をつかっている様子の台詞も多々ありましたが……。
 ナイジェルはきっと前にでることはないと思うんです。出たとしても、すぐ後ろに下がりそうな。
 何かのきっかけで、海斗への想いが大きくなったりしても、上手く抑えながら、進んでいくんじゃないかな。
 ジェフリーとカイトがうまくいってくれればそれでいい、というのが彼の一番の気持ちだと思います。



●親友に嫉妬しつつも声には出せず、恋と友情の間で、
 もどかしい想いをしているジェフリーに向けて一言お願いします。



諏訪部
 大人の男の余裕を持って、とにかく頑張って下さい。



●最後に、ファンの皆様へメッセージをお願いします。


福山
 これからまた楽しい展開が待っているところで6巻が終わっておりますので、みなさん、ぜひとも原作とドラマCD、両方もう一回最初からおさらいしてください。
 その頃にはたぶん、続編がでるかもしれない。
 僕的には、芝居に出演したり歌を歌ったり、外国語を話したりと大変な部分もありましたが(笑)、今までの冒険物語的な展開も楽しみつつ、毎回強烈なキャラクターが出てくるので、是非また1巻から読んで、聞いてみてください!


諏訪部
 自分も非常に気に入っている作品なので、ぜひたくさんのみなさんに聴いて頂きたいですね。
 このシリーズを未聴のみなさまは、ぜひ第1巻からまとめてどうぞ!


小西
 僕は本当にこの作品が好きで、ずっと応援してくれている皆さんがいるから、ナイジェルも海の上で冒険したり、陸に上がって大暴れしたり、楽しい時間を過ごせるわけで。皆さんにも楽しんでもらえるものを作っていきたいです。
『もっと先を聞きたい!』そういう声を是非たくさん立ち上げていただき、続きを早くやりたいです。
 そうしないと彼も沢山活躍できないので(泣)。
 続きが非常に待ち遠しいです。応援して下さい!


大川
 6巻までずっと応援してくださった皆さん、本当にありがとうございます。
 こんなに長く続けられたのは、皆さんのおかげです。原作はまだまだ続いていますし、未完ですけれども、我々も、原作の完結までCDドラマで表現化したく思っております。
 出演者一同、皆同じ思いだと思います。
 最後まで絶対演りたいので、これからも応援を宜しくお願いします!


真殿
 今回使者として、カイト達と、出会い、行動を共にすることになりました。
 よく考えたらほとんどカイトとしか話してないのですが(笑)、カイトとアルトヴィッチ二人の会話を、是非みなさん、楽しんで下さい。
 アルトヴィッチは今後も登場するかもしれないので、みなさんも心の片隅に残しておいて下さい。

ドラマCD FLESH&BLOOD 第6巻
2009年4月22日発売
MMCC-3125  / 価格:2940円(税込)
ジャケット

【出演】
海斗:福山潤
ジェフリー:諏訪部順一
ナイジェル:小西克幸/ビセンテ:大川透
アルトヴィッチ:真殿光昭
ウィル(シェイクスピア):遠近孝一(他)
【初回封入特典】
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