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[第4巻/第5巻/第6巻]
〜アフレココメント〜
写真
【カイト役:福山潤さん】

●4巻のストーリーの感想を。

福山
 カイトも最初は血気盛んな少年から、徐々に乙女のような心持になり、そこからとうとう一歩踏み出してしまい、心配かなあと(笑)。
 この子、現代に帰ったら大変だぞ……と。
 ウォルシンガムなどとすごい人物と対峙することになって、彼には心休まる暇が無いなと、背筋を伸ばして演じさせていただきました。

●歴史上実在する人物が沢山出てきたのは今回が初めてですが、いかがですか。

福山
 サンタクルズ候まではかろうじて無敵艦隊の絡みで学校の世界史でも学んで、ある程度知識としては入っていたのですが、さすがにマーロウは知らなかったですね。
 シェイクスピアは役者として知っていても、その上のマーロウまではさすがに知りませんでした。
 他の貴族についても、エリザベスを取り上げた映画でも見ない限りは知らない日本人も多いと思うのですが、今回を機に勉強してみようかな。
 日本の当時の肖像画と比べると、西洋の肖像画は写実的なので、性格も想像しやすいですね。性格に合った顔しているというか。
 それを見ながらキャストの皆さんがキャラの声を演じているのが面白かったです。

●今回の見せ場の一つである歌を歌うシーン、劇中劇のシーンについてはいかがですか。

福山
 最初の出だしの音程を1オクターブ上で出してしまい、茨の道を自分で作ってしまいました。僕の歌えていない感じと、やけくそ気味に歌うカイトの雰囲気がリンクできていれば僕としては嬉しいなと思います(笑)。
 劇中劇はみなさんの解釈におまかせしたいなと。
 たどたどしくやるのも変だし、かといって様になっているのも変だし。
 僕としては正解が見えなかったので、真面目に思い切り、自分のやりたいようにやりました。
 お聴きになった皆さんの中で、集中力を発揮したカイトが想像できればいいなあと。
 詩の朗読も、自分の中では思い切りやらせていただいたので、皆様がお聴きになって気持ち悪くなかったらいいな、と思います(笑)。

●今後さらにカイトの活躍の場が広がりますが、今後への期待はありますか。

福山
 僕の望みとしては、前回も言いましたが、早くビセンテに活躍して欲しいです。まだまだビセンテは暗躍しているだけなので、その間にジェフリーといろんな困難を乗り越えて対峙したいなと。
 やっぱり宮廷は怖いですね、すぐ人を陥れようとする(笑)。
 出来れば僕としては、カイトと同じく早く大海原に出て、潮風にあたって活劇してみたいと思うのですが、次に待ち受けているのは監獄……茨の道なので(笑)。
 恋心については……当初あんなに快活な少年が、ジェフリーに対して乙女な心になっているところがびっくり(笑)。
 でも彼も言っていましたが、男が男に惚れるのは、強さとたくましさに対する憧憬の念なのかも知れないなと思いながら、彼らの恋と、ナイジェルの恋に僕も期待しながら続きを読みたいと思います。
【ジェフリー役:諏訪部順一さん】

●4巻のストーリーの感想を。

諏訪部
 今回は、会話劇のような印象を受けました。ジェフリーの聴きどころは……全部です。
 ジェフリーのしゃべっているシーンは全部! 聴き所としてとらえていただければ。
 というか、ジェフリーがしゃべっていないところも、全部です(笑)。

●今回は海斗との色っぽい展開がなかなかありませんが、今後カイトが心を開いてゆく前段階となっています。いかがでしょうか。

諏訪部
 僕はプラトニックな恋愛が好きなので、こういう展開もまた良いのではないでしょうか。

●メインキャラクターが増えて、さらににぎやかになりましたが、いかがでしょうか。

諏訪部
 キャラクターが増えて、作品がにぎやかになるのはとても好ましいことで、より世界が広がったなぁと収録に参加して思いました。
 今後もっと増えればいいと思います(笑)。
【ナイジェル役:小西克幸さん】

●今回のCDの聴きどころは。

小西
 劇中劇の部分がどうなっているのか気になりますね。
 アフレコの段階では台詞だけで、完成形を聴けていないので、音楽やSEでどのように演出されるのかが気になります。
 あと、いろいろなことに振り回されるカイトの行く末を、一緒に見守っていただけるといいなあと思います。
 あと、その中で、贅沢をいいますと、ナイジェルの想いについても気にかけてもらえると嬉しいです。

●ナイジェルは今後カイトへの想いを密かに抱えていきますが、小西さんの希望としてはナイジェルにはどうあってほしいと思いますか。

小西
 難しいですね(笑)。
 RPGで主人公がカイトで、結婚相手としてジェフリー、ナイジェルどちらかを選ぶ時みたいな(笑)。自分としてはナイジェルにうまくいってほしいんですが、演じる中で、やはり僕は仲間であるジェフリーにもうまくいってほしいという気持ちが強いんですね。
 カイトがそれで喜ぶのなら、それが一番いい形なのかなと思うし、お互い好き同士だし。そうはいっても、自分の思いも抑えきれずぽろぽろ出てきちゃう、そんなジレンマがありますね。カイトが望むほうに運んでくれれば嬉しいなと思います。

●今回マーロウが初登場で、ナイジェルに迫ってくる存在ですが、そんなマーロウについては小西さん的にはどう思いますか。

小西
 いや〜、入ってきて欲しくないですね(笑)。
 どちらかというと僕はそっとして欲しいタイプなんですよ。
 一人でぼっとしているのが好きなので、マーロウには僕を放っておいて欲しいですね(笑)。
 ナイジェルほど態度には出しませんが、僕もナイジェルと同じ思いだと思います。
「あ、どうも〜!ありがとうございます!」と言って自分からどこかに行ってしまうと思います(笑)。
【ビセンテ役:大川透さん】

●これまでのビセンテはキーポイントの登場だったのですが、今回は前半のワンシーン丸ごと登場となりました。いかがでしたか。

大川
 ビセンテ本人の心情と、彼を取り巻く状況が、やっと見えてきました。
 今までは完全に敵としてしか描かれていなかったスペインの事情もちゃんと見えてきて、「どこの国でも政治の世界は似たり寄ったりなんだな」というところが面白かったですね。

●サンタクルズ侯を演じられている丸山さんとは役者としても先輩・後輩の立場として、共演されていかがでしたか。

大川
 そうですね。
 丸山さんとじっくりお相手させていただける機会も早々無いので、楽しかったです。
 最近は、文字通り先輩とやらせていただける機会が本当に少ないので、それだけですごくありがたいし、また、丸山さんというとても素敵な、僕の大好きな先輩とじっくりお芝居が出来て。
 普段アニメや外画でお会いするときと違って、今回は台詞だけのドラマなので、尚更じっくりお芝居で絡めるというのが、嬉しかったし楽しくもありました。
 邪魔も無く、二人だけで(笑)、楽しませていただきました。

●今回は、レオとのきちんとした会話もはじめてかと。

大川
 そうですね。レオときちんと会話したのも初めてですね。
 というよりビセンテ自身がきちんと会話をするシーンが今回初めてだったんじゃないかな。
 これまでは戦ったり命令してばかりで、ビセンテ本人の心情も、あまり出てこなかった。今回はモノローグで心情をきちんと吐露していましたね。
 カイトを殺したくない、放したくないといった気持ちをストレートに出したのも初めてかと。
 僕自身がビセンテの台詞に「えー、そこまで想っていたの?」とびっくりしたり(笑)。
 今後はそんな気持ちも恋に変化してゆくのでしょうか……?
 原作を読んで心の準備をしておきます(笑)。

●上司との駆け引きめいたやり取りやセルバンテスとの出会いのシーンなど、これまでのビセンテの骨太な部分より、人間味のある部分が出てきましたが。

大川
 いままでスペインのためにカイトをとにかく手に入れるという、使命感に燃える男という部分しか出てこなくて、彼自身がどのような苦悩を抱えているかがあまり出てきていなかったのですが、逆に今回はそんな部分がじっくり描かれていたので、輪郭だけの存在から、きちんと血の流れた肉のある一人の男の姿が見えてきました。
 私的には役者として、一番演じたかった部分ですよね。
 一方残念ながらカイトとの接点がなく、海賊モノなのに海戦シーンが無かったんですが(笑)、宮廷編もまた面白いですね。
 シナリオを読んでいて、物語の続きが気になってさらに原作を読み進めてしまいました。

●今回のCDの聴きどころは。

大川
 今回はなんと言っても、カイトのお芝居のシーンですね。
 役者が役者を演じるというのは、どこまで演じていいのか、皆さん悩まれるんですよね。
 演技はいつもやっていることなんだけれども、あえてドラマの中でまた「演ずる」というのは、一つ余分にやっている感じがして。
 その加減をどうするか……そこはお客様との駆け引きでもあるので、これから福山君がどのように演じるのか、楽しみです。それに今回はなんと言っても歌もありますし(笑)。
 芝居や歌のシーンなんかは、本来のこの作品のSF的部分が出て、面白い趣向だと思いました。
【マーロウ役:三木眞一郎さん】

●三木さん自らの演出もあり、マーロウは早口だったのですが。

三木
 2008年、悔いたことの一つだな(笑)。
 参りましたね。普段は冷静なキャラクターでもあるとのことですが、言っている内容がしっかりしていれば、早口でも冷静に聞こえるかなと思いました。

●歴史上、実在の人物を演じられた感想は。

三木
 史実も踏まえた上で本作中にいらっしゃる方なので、事前にいただいた史料が役立ちました。
 ただ、マーロウさんの子孫の方に叱られなければいいなあと(笑)。ゴメンナサイ。

●今回の台本を読んで、感じられたことは。

三木
 普通に面白いな、と思いましたね。

●今後作品は続きますが、キットの活躍に対する期待はありますか。

三木
 いや、中庸な生活を送ってくれれば(笑)。
 どんな作品でもそうですが、いただいた役がその作品の中で人生を全うしてくれるのが一番なので。作品が終わった後にどのような人生を送るかはともかく、彼がその作品の中できちんと生きてくれれば、僕としてはそれで本望かなと。

●今回の役を演じる上で、マーロウをご自身で意識してきた部分はありますか。

三木
 役の雰囲気を一つだけ決め込んできてしまうのではなく、色々なのりしろは残してきたのですが、ただ、劇作家でもあり、策士でもある面をわかりやすく出せればと。この時代は劇作家は役者でもあったりするわけなので、芝居っ気があってもいいかな、とも思ったり。一方で周りを斜に見ている自分を楽しんでいる雰囲気が出せると良いかな、と。

●今回演じる中で、ここが大変だった、と思うのは。

三木
 台本がゴシック体だったので、特にカタカナ語が……読みにくかったです(笑)。
 ただ、今日出来ることは全部やりつくした感があります。
 逆にこの仕事で簡単なものなど一つもない、ということかと思います。
【シェイクスピア役:遠近孝一さん】

●4巻のストーリーの感想を。

遠近
 面白いですよね。「もしかしたらシェイクスピアはこうやって作品を生み出していったのか」……と想像できる物語でしたので。
 海斗の一言で、思い悩んでいた彼が作品を書くことを決意したとか。 
 その後を史実と照らし合わせて想像したり、実はあの有名な作品のなれそめはこうだったんだ、などと想像すると楽しいですね。
 他にも有名な貴族とか、実在の人物も沢山登場して、これは面白い歴史物語だなあと思いました。時代背景がとても良く描かれていて、勉強になりました。

●遠近さんの今回のCDの聴きどころは。

遠近
 聴き所はやっぱり歌ですね。僕が演じた中では、カイトとの会話かな。
 自分が有名になると思っていないシェイクスピアの素朴な感じを想像していただければ。
 彼もただの人なのだ、ということを。そして後半おもしろい貴族が出てくるので(笑)、その部分も色々楽しんでいただければと思います。

●劇中劇のシーンについて、ウィルの評価としては、いかがですか。

遠近
 劇作家ウィルとしては、カイトの演技はとても良かったんじゃないでしょうか。
 良かったからご機嫌で衣装替えの手伝いをしていたわけで。ブラボー!

●まだまだウィルの登場は今後も続きますが、今後への期待はありますか。

遠近

 出演者ではありますが、一読者として、リスナーとして、今後の物語の展開が純粋に気になりますね。
 ウィルは今後どうなるのかまだ見えませんが、シェイクスピアなので海斗に1曲歌わせられるような戯曲が書けたらいいなと(笑)。

福山
 いくらでもうたいますよ〜。

遠近
 と、カイトも言っているので(笑)、ウィルは未発表の歌劇を1本書きたいと思います。
 物語の今後についても、ウィルの登場前後の展開や時代背景を勉強させていただいたので、これを踏まえて次に期待したいです。
ドラマCD FLESH&BLOOD 第4巻
2008年12月26日発売
MMCC-3123  / 価格:5040円(税込)
ジャケット

【出演】
海斗:福山潤/ジェフリー:諏訪部順一
ナイジェル:小西克幸/ビセンテ:大川透
ドレイク:堀内賢雄/レオ:宮田幸季
キット(マーロウ):三木眞一郎
ウィル(シェイクスピア):遠近孝一(他)
【初回封入特典】
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